従来の心理療法との違い
感情療法は、従来のカウンセリングや心理療法とは大きく異なります。
そこで、こちらのページでは、感情療法と従来の心理療法との違いについて解説しております。
心と身体のつながりを重視する
従来のカウンセリングやポジティブシンキングと決定的に違う点は、感情面だけを切り取って考えるのではなく、心と身体のつながりを重視している点です。
心と身体は密接な相関関係にあるため、心からアプローチして身体が楽になることもあれば、身体からアプローチして心が楽になることもあります。
具体的には、背中を調整してプレッシャーを和らげたり、骨盤を調整して不安を取り除いたり、というような感じです。(他にも色々な方法があります)
また、セッションでは、カウンセリングと身体の反射を使った特殊な検査を併用することで、自分自身でも気付かなかったような深い部分の感情まで調べることができます。
マイナス部分を取り除く
いわゆる「プラス思考」「ポジティブ思考」のように強引に思考をプラス方向へと向けることはしません。
ポジティブ思考を否定するわけではありませんが、ブレーキとなっているストレス感情の影響が大きい場合、そのままだとポジティブな状態に持っていきづらいか、持っていけても長続きしないからです。
感情療法で、ブレーキとなっているマイナスの感情や思考を取り除くと、「プラス思考で考えないと!」と無理に頑張らなくても、自然にポジティブな状態(あるいは±ゼロの状態)に近づいていきます。
即効性が高い
原因となっている感情を適確に取り除くことができれば、その場で効果を実感することができます。その結果、何年も悩み続けた感情面での悩みが数分のセッションで一気に解決することもあります。
いくつもの感情が複雑に絡み合っている場合は、それなりの時間を必要としますが、一つの感情だけであれば1時間以内に気にならないレベルにまで解決できるケースが多いです。(個人差はあります)
自分で原因がわからなくても大丈夫
原因となっている出来事や、それに対する感情がハッキリしている場合は良いのですが、なかには御本人でさえも忘れてしまっていることや自分でも何がストレスなのかわからないということがあります。
このような場合、対話型のカウンセリングのみで原因を突き止めようとすると時間がかかってしまうのですが、感情療法では「カラダに訊く検査」を用いることで、自分でもわからないようなストレスの原因を突き止めていきます。
あなたの身体(潜在意識)に直接問いかけていく方法なので、自分では何が原因なのかハッキリしないという場合でもセッションが可能です。