ストレスによる背中の痛み
京都市西京区の整体オフィス空流-くうる-です。
「仕事をしていると、背中が痛くなるんです」
販売の仕事をされている20代の女性が来られました。
背中の筋肉を調べてみると、肩甲骨と背骨の間にある「菱形筋」という筋肉が左側だけ弱っています。右側に比べて、左側はうまく力が入らないんです。
正常な筋肉と比べて弱った筋肉は疲れやすくなります。そのため、普段と同じ仕事をしていても、左側だけが疲れてしまい、痛みが出てしまっていたのでしょう。
そこで、施術は左側の菱形筋を回復させることを目指しました。
菱形筋が弱る原因は、ゆがみによるケースもありますが、こちらの女性の場合は、感情的なストレスでした。
検査によると、「母親」「言っても無駄」といったキーワードに反応があります。
しかし、
「母親ですか!?う~ん、あまり思い当たることはないです。言いたいことはドンドン言ってるし・・・。」とピンと来ない様子。
念のために、もう一度検査してみましたが、やはり同じ反応が出ます。ま、ご本人が思い出せないこともあるしな~と思っていると、
「あ、そう言えば、思い当たることありました!」
「一週間ほど前に、もっと痩せたほうがいいよ! って言ってるのに、 全然わかってくれなくて・・・。」
で、そこからは「もう言っても無駄やわ」と諦めモードになったとのこと。
それらも含めてもう一度調べてみると、
「お母さんのカラダのために言ってるのに! なんでわかってくれないの!?」
という感情に強い反応がありました。
頭では諦めたつもりになっていたけど、心では納得していなかったのでしょうね。原因がわかれば、あとはストレスのエネルギーを抜けばOKです。
施術後は、左側の菱形筋もしっかりと力が入るように回復しました。おそらく、仕事中の背中の痛みも楽になるでしょう。
それにしても、、、自分の気持ちは自分が一番わかっているようで、なかなかそう簡単ではありませんね^^;