ストレスによる首の痛み
京都市西京区の整体オフィス空流-くうる-です。
2日前から急に首が痛くなったというSさん(50代女性)。
頭を右に倒そうとすると、左の首から背中にかけて痛みが走るとのことです。
「原因として思い当たることはありますか?」と訊ねてみても、
「う~ん、日曜に草刈りを頑張りすぎたからかなぁ・・・?」と、ご自分でも原因がハッキリしない様子。
とりあえず、検査で調べてみましょう。
最初に、首の可動域を調べてみると、、、右に倒す動きだけでなく、
- 横を向く動き
- 前後に倒す動き
の動きも悪くなっていました。
そこで、まずは全体的な「カラダの歪み」を整えることにし、下半身を中心に5ヶ所ほど調整してみました。
すると、その時点で<横を向く動き><前後に倒す動き>とも明らかに可動域が改善!
しかし、肝心の頭を右に倒す動きだけは、まだ痛みが残っています。
経験上、カラダの歪みを整えても痛みやコリが改善しづらい場合、感情的なストレスが影響しているケースが多いです。
そこで、もう少し詳しく検査してみると、、、
夫に対する「私の気持ちをわかってよ!」という感情に反応があります。
どうやら「自分の気持ちを理解してもらえないことへのストレス」が、首まわりの気の流れを悪くしてしまい、痛みを引き起こしていたようです。
原因さえわかれば、あとは簡単。
特殊なテクニックで15秒ほどかけてストレス感情を解放すると、頭を右に倒しても首に痛みは感じなくなりました。
骨格や筋肉に対する施術だけでも痛みやコリがなくなるケースもあります。
しかし、ストレスが関わっている場合、カラダに対する施術だけだと回復に時間がかかることが多いです。
ある程度マシにはなりますが、完治するまでには通院回数も多くかかってしまいます。
そのようなケースに対しては、カラダに対してだけでなく、ココロからもアプローチすることにより、回復までの時間を大幅に短縮できます。
あ、ちなみに草刈りは「根本原因」じゃないですよ~
痛みが出始める「きっかけ」にはなっていますが、そもそも身体が元気な状態であれば草刈りを頑張ったくらいで痛みは出ません。
草刈りを頑張ったくらいで痛みが出てしまう―――そんな状態にまで身体を弱めてしまっていた「ストレス」が根本的な原因です。