ストレスが膝の痛みを創り出す
京都市西京区の整体オフィス空流-くうる-です。
膝が痛いという女性が来られました。
昨日までは何ともなかったのに、今朝から左ヒザの内側がダル重いとのこと。
「右足をかばって歩いてたからかしら?」
ご本人によると、右足の小指を骨折してしまい、ここ数日は不自然な歩き方が続いていたそうです。
たしかに痛みのある部位をかばっているうちに、他のところが痛くなってしまうことはあります。おそらく、病院や整体院でもそのような指摘を受けることが多いでしょう。
しかし、当オフィスの考え方は違います。
バランスの悪い歩き方は特定の部位の負担が大きくなるため、痛みなどの不調につながることはあるでしょう。ですが、そういったケースのほとんどは少しずつ症状が増してくるのであって、
今回のように急に痛みが出てきたというケースでは別の考え方が必要です。なぜなら、昨日までは大丈夫だったのですから。
カラダにはある程度の負担には対応できるキャパ(余裕)があります。多少バランスが悪くなっても急に痛みなど生じないのが普通なのです。
昨日までは大丈夫だったのに、今日になって痛みが生じたのであれば、そこには何か引き金となるものがあるはずです。
その引き金が何なのか、当オフィスでは特殊な検査でクライアントさんのカラダに訊いて調べます。
今回の女性の場合、引き金は「ストレス」でした。ストレスにもいろいろな種類の感情がありますが、彼女は「怒り」に反応が出ています。
そこで「今日、腹立つことってありました?」と訊くと、
「腹立つことといえば・・・今朝、エレベーターに足をケガしてる自分やお年寄りを差し置いて元気な人達が乗っていったことかなぁ」とのこと。
つまり、「なんでケガ人やお年寄りの人がいるのに譲らんの!?」って、ムカついたんですね。検査で確認しても間違いなさそうです。
そこで、施術は「怒り」の感情を解放することにしました。「感情を解放する」とは、ストレスを感じた出来事について考えても、その時の感情が湧いてこないようにすることです。
通常の整体では、ストレスのようなココロの問題については対応しようがありませんが、当オフィスではエネルギー療法の応用でストレスを解放することが可能です。
感情を解放すると、今朝の場面を思い出しても怒りの感情が出てこなくなりました。
その時点で、もう一度左ヒザの状態を確認してもらうと、「あ、ラクになりました!大丈夫!」とのことでした。
当オフィスの考えですが、特にケガをしたわけでもないのに、急に痛みが出てきたという場合、高い確率でストレスが関わっています。
ココロの問題は目に見えないので見落とされてしまいがちですが、ストレスが引き金となって痛みやコリが生じることは少なくないのです。