自律神経失調症

2021年5月24日ブログアレルギー解消

整体オフィス空流 自律神経失調症

自律神経失調症とは、活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経のバランスが崩れた結果、肉体面・精神面に様々な不調をきたす状態の総称です。

自律神経は全身の器官をコントロールしているため、これらのバランスが崩れると、さまざまな症状が表れます。

よくある症状だけでも、

<肉体面>
・疲労感 ・倦怠感 ・めまい ・ふらつき ・動悸 ・息切れ ・のぼせ ・冷え
・頭痛 ・肩こり ・耳鳴り ・不眠 ・口渇 ・便秘 ・下痢 ・頻尿・多汗症
・胸焼け ・げっぷ ・吐き気 ・生理不順 ・喉のつまり ・腹部不快感
<精神面>
・情緒不安定 ・イライラや不安感 ・記憶力の低下 ・集中力の低下 ・うつ症状

など、多岐にわたります。

また、自律神経失調症の原因としては、

  1. ストレス
  2. 不規則な生活
  3. 偏った食生活

などが影響していると考えられていますが、直接的な原因については解明されていません。

自律神経失調症の特徴

自律神経失調症の特徴

さまざまな自律神経系の症状が出ているにも関わらず、病院の検査などで明らかな病変が確認されないのが特徴です。

また、うつ症状などの精神症状は軽度なものであり、肉体面の症状が主である場合に自律神経失調症と診断されるケースが多いようです。

当オフィスの考え方

空流の考え方

自律神経失調症の問題の本質は、自律神経のバランスが崩れていることではなく、崩れた状態のままになっている(ならざるをえない)ことだと考えています。

たとえば、交感神経は「闘争」や「逃走」と表現されるように一種の非常事態モードのときに優位になりますが、常にそういった緊張状態にならざるを得ないのは何が原因なのか?

そこを突き止め解消することが、自律神経失調症を解決するためのカギになるという考え方をとっています。

ストレス

自律神経失調症を引き起こす一番の原因は精神的なストレスです。

ざっくりいうと、怒りや恐れのストレスは交感神経を優位にします。それが一時的であれば大きな問題ではありませんが、寝ても覚めてもストレスを感じていると自律神経は交感神経>副交感神経に傾きっぱなしとなります。

また、やる気が出ない、無力感といったストレスは交感神経の活性を低下させるため、副交感神経が優位になります。そういった気持ちを慢性的に感じているのであれば、副交感神経>交感神経に傾きっぱなしになるでしょう。

これらは体の異常ではなく、むしろ正常な反応です。おかしいのは非常事態モードが常に続くような状況に置かれていることです。

そのため、精神的なストレスの影響が大きい場合には、何よりもストレス解消が自律神経失調症から抜け出すための近道となります。

ストレス解消のための方法は様々ですが、整体オフィス空流では感情療法というストレス・ヒーリングの技法で最短最速でストレスを解消します。

不規則な生活

本来であれば、日中の活動時には交感神経が優位に働き、夜間の休息時には副交感神経が優位に働きます。

しかし、昼夜が逆転するような生活や、起床就寝のリズムが狂った生活が続くと、この切替がうまくできなくなってしまい、自律神経の働きに支障をきたすと考えられます。

この場合には、規則正しい生活リズムを取り戻すことが自律神経を整えるために必要となります。

条件反射型アレルギー

ほとんど知られていませんが、アレルギーによって条件反射的に自律神経のバランスが崩れてしまうこともあります。

たとえば、洗剤にアレルギーがあると、洗剤に触れたり吸い込んだりするたび、自分の意志とは関係なく体が反応し、交感神経モードに傾いたり、副交感神経モードに傾いたりします。

大きなストレスがあるわけでもなく、生活リズムに問題があるわけでもない場合、この条件反射型アレルギーが自律神経失調症の原因となっていることがあります。

自律神経失調症の回復に必要なこと

症状回復に必要なこと

ストレス&アレルギーの除去

軽症であれば整体で対応可能なこともありますが、ストレスやアレルギーの影響が大きい場合、整体でカラダだけを整えても何度も再発を繰り返してしまいます。

自律神経失調症を根底から解決するためには、ストレスや条件反射型アレルギーの影響を解消し、自律神経のバランスが偏る必要がない状態に戻すことが重要です。

当オフィスでは、感情療法ヒーリングでストレスやアレルギーの影響をリセットし、自律神経が本来のバランスを取り戻す後押しをします。

生活リズムを整える

生活リズムに問題がある場合、

  • 起床時間
  • 就寝時間
  • 食事の時間

など、できるだけ規則正しい生活に努めることが、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、自律神経のバランス回復に役立ちます。

栄養

メンタル面の安定は間接的に自律神経のバランスを整えることに貢献してくれます。

そのため、精神面の安定に影響が大きい栄養を十分に満たしておくことも、自律神経失調症の回復のためには有効です。

ケース・バイ・ケースですが、基本的には、

  • タンパク質
  • ビタミンB
  • ビタミンC
  • マグネシウム

をオススメすることが多いです。

実際の施術

実際の施術

40代男性の症例です。一年ほど前から

  • 肩・首パンパン
  • 呼吸困難感
  • 手足の冷え
  • 起床時しんどい

などの不調に悩まされており、病院での検査でも特に異常がなかったため、自律神経失調症と診断されたそうです。

今回は感情療法コースでの施術だったので、まずは筋反射テストで各種症状の原因を明らかにしていきます。

経験上、自律神経失調症の原因として一番多いのはストレスなのですが、こちらの男性は条件反射型アレルギーが多いのが特徴でした。

以下、検査で反応のあった項目です。

☆ストレス
職場の居心地が悪い
自分の体への不安 etc.

☆アレルギー
柔軟剤
ボディソープ
ダニ
排気ガス
化学繊維
大豆
牛乳 etc.

24時間ずっと近くに猛獣がいるとしたら、誰でも緊張しっぱなしの状態になりますが、ストレスやアレルギーは、24時間ストレスになりうるという意味で、これに近いものがあります。

感情療法では、これらの影響をヒーリングによって解消することで、自律神経のバランスが崩れる必要のない状態へと整えます。

今回の男性は、2週間ごとに合計3回のヒーリングで、ほぼ問題ない状態にまで回復されました。

そこからは心身の定期メンテナンスとして月1回ほど施術を受けられていますが、最初の頃とは別人のように元気になっておられます。

※個人差があるため、あくまで一つの症例としてお考えください。

複合的なアプローチが効果的

自律神経失調症 早期回復への近道

自律神経失調症は、ストレスやアレルギー、生活リズムの乱れ、栄養失調などが複合的に影響して生じています。

ということは、回復するためにも複合的なアプローチを取ることが効果的だということです。

  1. ストレス解消
  2. 生活リズムの見直し
  3. 栄養面を満たす

などをできる範囲で整えていくことが、自律神経失調症からの早期回復へ向けての一番の近道だと考えています。

※自律神経失調症の施術を希望される場合は、お電話かインターネット予約から「感情療法コース」にてお申し込みくださいませ。

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