【解説】自分にレッテルを貼る危険性
貼ることに極めて慎重です。
「この痛みは○○が原因だ」
「私は○○型の性格なんだ」
「この子は○○タイプだ」
というように、
心や体に対して何らかの
レッテルを貼るということは、
都合のよいこともある一方で、
そこから抜け出しづらくさせて
しまう側面もあるからです。
この時点では、“腰が痛い”という
「事実」があるだけで、それ以外に
特別な意味はありません。
なんか腰が痛いなぁ~くらいで、
あまり深く考えることのない段階です。
しかし、その痛みが長く続くと、
次第に腰の痛みについてあれこれ
考え出すことが増えてきます。
「姿勢が悪いから腰が痛い?」
「骨盤が歪んでるのかな?」
「何か病気じゃないかな?」 etc.
このような意識が生まれると、
腰の痛みに様々な想念がくっつき、
エネルギー的に重たくなってきます。
エネルギー的に重たくなると、
何事も変化しづらくなるので、
腰の痛みも治りにくくなります。
「あなたは椎間板ヘルニアです」と、
何らかの診断名を告げられたり、
インターネットで自分に当てはまる
病名/タイプを調べ出したりすると、
ある意味、曖昧だった腰の痛みに
固定化された情報=レッテルが
どんどん貼り付けられてきます。
★椎間板ヘルニア
★坐骨神経痛
★腰椎すべり症
★腰痛の原因は骨盤の歪みだ
★姿勢が悪いから腰痛になる
など、
レッテルを受け入れるごとに、
抽象的だった部分が固定化され、
エネルギーも重く固くなります。
事柄には不安を抱きやすいです。
ましてや自分の調子がよくない
ときであれば、なんとか原因を
究明して安心したくなるものです。
そんなときに何らかの
★病名
★タイプ
★診断名
を差し出されると正体がわかった
気がして、どこかホッとします。
そこから抜け出しにくくする側面も持ちます。
「私はヘルニアなんだ」
「私は●●症なんだ」
「この子は●●タイプなんだ」
と決めつけてしまうよりも、
たしかに●●タイプの傾向に
当てはまること多いよね~
でも、そうじゃない可能性もゼロでは
ないし、あまり固執せんとこう。
でも、何か役立つ情報があればいいな~
くらいの軽いスタンスで、
情報とは適度な距離感を保った
お付き合いをオススメします♪