根治のための「症状の捉え方」
京都市西京区の整体オフィス空流です。
あなたは「症状」の意味について考えたことがあるでしょうか?
西洋医学では「症状」は、カラダにとって不要であり排除すべきものと考えています。ゆえに、薬や外科的手術で消し去ろうとします。
一方、東洋医学では「症状」を、カラダの状態を教えてくれる サインだと捉えています。
そのため、無理に症状だけを消し去ろうとするのではなく、なぜ調子が悪くなってしまったのか?という「原因」に目を向け、そちらを解決しようとするのです。
症状は、身体からのメッセージ
どのような症状も何の原因もなしには起こりません。そして、その原因の多くは日々の生活の中にあります。
つまり、
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 睡眠不足
- 運動不足
- 姿勢や呼吸
- 環境面
などにおいて、カラダに負担となることを続けていると、その「結果」としてカラダの不調は起こるのです。
それらを見つめ直すことなく、症状だけを消そうとするのは「不自然」なことではないでしょうか。
そんな状態が続くと、最終的には病気になってしまうのですが、有難いことにカラダは早くから警告メッセージを送ってくれています。
症状に感謝できると回復が早くなる
回復が遅い方に共通する傾向として、症状を敵視しているというものがあります。
これは、
「なんで痛みが治らないの?」
「いい加減に消えてほしい!」
というように、痛みは「敵」で自分は「被害者」だという認識のままで、自然治癒力を最大限に発揮することは難しいからです。
痛みなどの症状がツライのは確かですが、ちょっとだけ一息ついて、
「無理させてしまってごめんね」
「気付かせてくれてありがとう」
と症状(カラダ)に感謝することはできないでしょうか。
症状を「敵」と考えて排除するのに必死になるのか、むしろカラダを守ってくれている「味方」と捉えて感謝するのか、、、どちらのほうが回復しやすいかは明らかだと考えています。