重い症状からドンドン回復する人の特徴
- 花粉症
- 自律神経失調症
- 交通事故のトラウマ
- 過敏症腸症候群
- 化学物質過敏症
- イップス
など、現代医学では扱いが難しいとされているような悩みを抱えた方々もいらっしゃいます。
普通に考えると、難治性とされている症状は回復にも時間がかかることが多いのですが、
必ずしも、
「不調の程度が重い方」
「不調の期間が長い方」
が回復しづらいかと言えば、そうとも限りません。
もちろん、不調の原因が複雑であったり、栄養状態が悪かったり、根深いものが関わっていることが多いのはたしかですが、中には、こちらが驚くほどのペースで回復される方もおられます。
ドンドン回復する人と不調から抜け出せない人の“違い”は何なのか?
この世界に入って20年近く追求し続けていく中で、いくつか共通点が見えてきたのですが、今回はその一つを紹介したいと思います。
焦りが回復を妨げる
当然その症状を解消したい!という気持ちが強いのですが、実はここに落とし穴があります。
それは、「少しでも早く治したい!」という焦りの気持ちが強すぎると、エネルギー状態の変化を妨げ、かえって治りづらくなってしまうということです。
これに対して、目先の症状も治したいけど、
それ以上に「長年の心と体の乱れをしっかり整えていこう」という地に足がついた気持ちでいると、症状の長さや程度に関わらず、回復がスムーズなことが多いです。
感謝を思い出すと焦りは消える
「早く●●が治って!」
「このカラダはイヤ!」
と自分のカラダを否定してしまいがちですが、カラダを否定しながら元気なカラダを取り戻すのが難しいのは当然です。
慢性症状の場合、いきなり大きな不調が生じるのではなく、
ほぼ全てのケースで、
★ストレス
★栄養不良
★腸内環境の乱れ
★運動不足
★睡眠不足
など、長年カラダに無理を強いるような生き方を続けてきた結果、徐々に心と体の不調和が強くなって、大きな症状に繋がるわけです。
そのような経緯が理解できると、「早く治って!」という、ある意味では傲慢とも取れかねない言葉を口にすることは少なくなり、「ずっと無理させてきてゴメンね」とカラダへの反省と感謝の気持ちが感じられるようになってきます。
感謝と謙虚さを取り戻す
不調のあるカラダを否定するのではなく、そこに至った経緯を受け入れ、カラダへの感謝と謙虚さを取り戻された方です。
そのような方は、
「ずっとカラダに感謝することを
忘れていたことに気がつきました。」
「まだまだしんどいときもあるけど、
できることが増えてきて嬉しいです♪」
「不調がゼロになったわけではないけど、
以前よりラクに過ごせることが増えました!」
というような会話が特徴的です。
言葉には心の在り方が表れ、心の在り方はエネルギー状態に反映されるため、このような会話が増えてくると、
それまで頑として治らなかった不調がウソのように回復へ向かい出すことも少なくありません。