ダラダラ過ごす自分が許せない
それは時間を無駄にすることへのストレスといったものです。なかなか興味深かったのでシェアしたいと思います。
主訴と原因
- ケース①「右肩の痛み」70代女性
- 検査:大腸経の乱れ
原因:ストレス
内容:「無駄な時間を過ごしている自分が許せない」
- ケース②「膝の外側の痛み」60代女性
- 検査:胆経の乱れ
原因:ストレス
内容:「ダラダラしてないで、働かないと!」
- ケース③「肩首がパンパン/体の冷え」50代男性
- 検査:肝経の乱れ
原因:ストレス
内容:「生産的な仕事ができていない自分へのイライラ」
お三方とも症状は異なりますが、いずれのケースにおいても、
- 時間を無駄にすること
- ダラダラ過ごすこと
に対するストレスが体の不調につながっておられました。
意味のある過ごし方ができているときはいいけど、生産的な活動ができていない時間が続くと、イライラ・モヤモヤしてしまうといったものです。
マイルールに支配されている
実際、どれだけ無駄な時間を過ごしてもまったく気にならないという方もおられます。
ですが、今回の3名の方は、
(○)時間を有効活用するのは良い
(×)時間を無駄にするのは悪い
(○)活動的に過ごすのは良い
(×)ダラダラ過ごすのは悪い
という、一種のマイルールを持っておられたため、今回の状況がすごくストレスになってしまったわけです。
「時は金なり」「働かざる者食うべからず」などのような諺(ことわざ)がありますが、これらは己を律することで、生活にハリをもたらす意味で活用する分には有効です。
ですが、あくまでも物事の一つの捉え方に過ぎず、人生を支配する「絶対的ルール」などではありません。
人は、一つの捉え方に縛られると、それ以外の選択肢が見えなくなってしまいます。
全部オッケー、あなたが選ぶこと
●●は良い/××はダメ
△△△△すべきだ
□□□□するべきじゃない etc.
すべてオッケーです。そこに正解・不正解はありませんから、あなたが好きな価値観を選ばれたらよいでしょう。
ただ、一点だけ気をつけたいのは、これらの価値観は自分を縛る足枷とするものではなく、より自分らしく充実した人生を送るためのツールとして利用すべきものです。
そのため、「自分は時間を大切にしたい!無駄な時間を減らして有意義な過ごし方を目指したい!」としながらも、
ときには「そうもいかないときがあってもオッケー」くらいのゆるさを併せ持つことが大切です。
整体オフィス空流の感情ヒーリングで、マイルールから解放されるお手伝いできるかもしれませんので、気軽に御相談くださいませ。
マイルールを、自分の「美学」として人生に役立てるのか?あるいは自分を縛る「制限」としてストレスの元にしてしまうのか?について解説しています♪