【解説】○○は治りますか？

「○○で悩んでいますが、そちらで良くなりますか？」

あるいは、

「●●の改善例はありますか？」

といった質問をいただくことがあります。

大切な時間とお金をかけて、施術を受けに行くわけだから、できるだけ『保証』がほしいというのは、もっともな気持ちだと思います。

このような質問に対する、当オフィスの回答は次のようなものです。

まず、大前提として、整体オフィス空流は医療機関ではありません。

そのため、病気の診断や治るor治らないといった話はできません。「○○は良くなりますか？」という類のご質問にもお答えしかねます。

では、当オフィスは何をするところなのか？というと、心と体を整えるお手伝いをさせていただいております。

本来カラダの不調は自然に治りますが、心や体にトラブルが生じていると、自然治癒が難しくなります。

そのトラブルとは、ストレスやトラウマといった心の問題かもしれませんし、アレルギーのような体の拒絶反応かもしれません。

空流では、カラダとの対話によってトラブルが生じている部分を見つけ出し、ヒーリングによって整えていきます。

そうやって、心と体が本来のチカラを取り戻した結果として不調が治っていく、という場面は数多く経験させていただいております。

治すのが誰の役割かなんてどうでもいい！・・・という方もおられるかもしれませんが、これは極めて重要なポイントです。

治してもらうという意識が強くなるということは、自分の治癒力を否定することに繋がるからです。

治してもらう経験を重ねるにつれて、自信のカラダに対する自信のなさを強化することに繋がり、どんどん本来の治癒力が発揮しづらくなる状況へ追いやられてしまう可能性があります。

そのため、施術／セッションを受けられる際には、自分のカラダは自分で治していくんだという自立したスタンスをオススメしています。

治してもらう≒依存状態です。別の言い方をすると、自力では治れないと自己暗示をかけてるに等しい状態です。これでは、本来の治癒力が発揮できないのも当然です。

もちろん、まったく他人に頼るなという意味ではありません。自分の体は自分で治すという意識を持った上で、必要に応じてサポートを求めるのはOKです。

どのような施術を受けるにしても、御本人の意識の違いによって、その影響力には大きな差が生じます。

本当の意味でカラダを治していくのは、セラピストの施術ではなく、ご自身の自然治癒力だからです。

その意味で、肩こりや腰痛であっても、何万人に一人という難病であっても、施術の考え方は基本的に同じです。

1. 不調の原因は何か
2. どこがおかしくなっているか

などをカラダと対話する検査で紐解き、ヒーリングによって本来の状態を取り戻せるように後押しします。

そうやって、心と体を整えた"結果"として、

「どこへ行っても治らなかった」
「病院で一生つきあうものだと言われた」

などの様々な不調が改善していく例を数え切れないほど見てきたのは事実です。

あなたの症状が治るかどうかは、ぼくにはわかりません。

ただ、いずれにせよ、治すのはセラピストの施術ではなく、あなた自身の治癒力だということは間違いありません。

このようなスタンスによる施術に価値を感じていただける方は、どのようなお悩みであっても、どうぞ気軽にご相談くださいませ。