成長期の子どもの不調には栄養改善とストレスケア

2023年1月25日ブログ子どもの施術,家庭ストレス,育児ストレス

成長期の子どものケアに必要なこと

心身の不調に悩まされているのは、大人だけでなく、小学校高学年~高校生くらいの成長期のお子さんにも多く見られます。

その内容は、「体の不調が治らない」「朝が起きられない」といったものから、「人間関係の悩み」「学校に行きたくない」といったメンタル面の悩みまで様々です。

当オフィスでは、お子さんのケアは心と体の両面からアプローチするべきだと考えていますが、

その軸となるのは、

  1. 栄養改善<体>
  2. 心のケア<心>

の2つです。

栄養状態の改善

特に思い当たる原因がないにも関わらず、

  • 体の不調が治らない
  • 朝が起きられない
  • 気持ちの落ち込みがひどい
  • しんどくて学校に行けない

などのトラブルが続く場合、真っ先にチェックすべきは栄養状態です。

成長期のお子さんは、カラダを成長させるために多くの栄養が必要となるため、普通にバランスよく食べているようでも気付いたときには栄養不足に陥っていることが少なくありません。

特に気をつけたいのが、カロリーは足りているけど、タンパク質やビタミン・ミネラルなどが足りていない、いわゆる<質的栄養失調>と言われる状態です。

炭水化物や脂質は摂っているけど、肉魚卵などのタンパク質が少なかったり、朝食を抜いていたり、甘いものを食べすぎていたりすると、心身の機能を維持するための栄養が足りなくなってしまい、様々な不調が生じやすくなるのです。

とりわけ、

  • 月経のある女性
  • スポーツ選手

などは、その傾向が一層強まるため、日頃から親御さんが栄養状態に気を配ってあげることがお子さんの心と体の健康を守ることに繋がります。

ストレス感情の解放

ストレスを解消したい

自我が育つ多感な年頃であることに加えて、人間関係や環境面の変化が大きいことや、将来への不安を感じやすい時期であることから、成長期の子どもは大人以上にストレスが多い時期とも言えるでしょう。

ちょっとしたストレスにまで過敏になる必要はありませんが、寝ても覚めてもストレスを感じているような慢性ストレスモードには注意が必要です。

慢性的にストレスを感じていると、自律神経の働きによって消化吸収力も低下しますし、全身の血流も悪くなります。また、経絡エネルギーが乱れることから筋肉や内蔵機能にもトラブルが生じます。

慢性ストレスモードは、大きなストレスを消化できずにいたり、たくさんのストレスが積み重なったりしたときに陥りやすいので、

お子さんに、

  • 塞ぎ込んでいる
  • イライラしている
  • やらなきゃ気質
  • 過度に神経質

などの傾向が見られたときは、できるだけ早めに話を聞いてあげたり、気分転換の場を設けたりするなどして、メンタル面をケアしてあげたいところです。

子どものストレスへの対処法

ストレスは感情を抑え込んでいるときほど溜まりやすいです。

そのため、お子さんの話を聞いてあげて、抑え込んでいる感情を吐き出させてあげることが親にできるメンタルケアとなります。

抑圧された感情を解き放つことができると、滞っていたエネルギーも動き出し、自然と前向きな考え方ができるようになってきます。

ここで重要なのは、お子さんが本音を吐き出しやすいように、親自身がニュートラルな状態でいるように心掛けることです。

親が不安や心配で心が乱れていたり、こうあるべき!と子どもの選択肢を奪いかねない状態だったりすると、お子さんは敏感に察知して本音で話しづらくなります。

つまり、子どものストレス解消を手助けしてあげたいのなら、まず親自身が心穏やかな状態でいることが先決だということです。

その意味で、お子さんのメンタルケアは、子どもの問題だと切り取って考えるのではなく、親や家族みんな一緒に整えていこうという意識が大切だと考えています。

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